1949-04-28 第5回国会 参議院 本会議 第20号
即ち將來、運賃改正の場合には、予算案に先行して提出するか、又は少くとも並行して提出すること、國有鉄道の轉換期を迎うるに当り、運営の実態に即應する運賃体系の整備に努むること、更に又海陸輸送分野における運賃調整を試みる等総合計画を樹立するよう努むることの発言があつたのであります。又内村委員よりは、左の点を指摘されまして、本案に反対の意見を表明されたのであります。
即ち將來、運賃改正の場合には、予算案に先行して提出するか、又は少くとも並行して提出すること、國有鉄道の轉換期を迎うるに当り、運営の実態に即應する運賃体系の整備に努むること、更に又海陸輸送分野における運賃調整を試みる等総合計画を樹立するよう努むることの発言があつたのであります。又内村委員よりは、左の点を指摘されまして、本案に反対の意見を表明されたのであります。
○藪谷政府委員 第一の將來運賃改正を行う場合に、いかなる形になるかとの御質問に対しましては、本法の改正案として團体の御審議をお願いすることになるのであります。それから第八條の運賃または料金の軽微な変更、これは災害の際の運賃の減免、学生兒童等に対する割引、團体旅客に対する割引、私有貨車を使用するものに対する割引等のごときものであります。
貨物の方はそういうような状況でございまして、殊に石炭、木材、鉱石等の大量貨物について荷役量その他全体を比較いたしまして相当な懸隔がございますので、將來運賃改正の問題が起りました際には、これらの点を十分考慮に入れて、海運との輸送上の調整を図りたい、かように考えております。